リトル薬剤師「自分は自分の子供にタンフル(果物に飴を付けたもの)買ってあげない」
タンフル素材写真 / PaYaK69-shutterstock.com
現職の薬剤師がタンフル(果物に飴を付けたもの)は史上最悪の不良食品であり、自分は絶対に子供たちにタンフルは買わないと語った。
薬剤師のイ・ソンギュン氏は最近、自身のユーチューブチャンネル「リトル薬剤師」に「タンフルは史上最悪の不良食品!薬剤師である私は子供たちに絶対にタンフルを買ってあげない。 マーラータンは良いがタンフル食べないで欲しい。韓国の人たちが大変なことになった」というタイトルの映像をアップした。彼はなぜタンフルを「史上最悪の不良食品」とまで規定したのだろうか。
イさんは「最近、年齢を問わず、本当に多くの人がタンフルを食べている。特にマーラータンを食べた後、タンフルを食べるのが一つのコースのように定着しているようだ。タンフルモッパン、タンフルASMR、タンフル作りなども流行っているようだ。私が見る限り、タンフルが健康に悪い理由がいくつかある。もちろん、最近の食べ物の中でタンフルだけが健康に悪いわけではないが、下校途中の小学生がタンフルをたくさん食べる姿を実際に見た後、心配になって映像を撮った」とタンフルが体に悪い理由を説明した。
イさんは「タンフルは溶かした砂糖で果物をコーティングして作った食べ物で、果物だから健康に良いと思うかもしれないが、果物と砂糖は健康に最悪の組み合わせである」とイさんは言う。 その理由をイさんは次のように説明する。
「果物の果糖は、インスリンの助けを借りずにすぐにエネルギーとして使えるという利点があります。 そのため、食べるものが貴重だった時代、果物は非常に効率的なエネルギー源だった。 しかし、砂糖に豊富なブドウ糖と果物に豊富な果糖を一緒に摂取すると、身体は果糖をエネルギー源として使用できず、肝臓と腹部に脂肪として蓄積する。これにより、肥満と脂肪肝、腹部肥満、痛風が生じる。 そのため、高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風などのメタボリックシンドロームに悩まされている人は絶対に食べてはいけません。昨今のように小児肥満が急増している時代に、タングフルは子供に勧めるべき食べ物ではない。」
イさんは、「砂糖を溶かすと、糖毒素と呼ばれる最終糖化産物が大量に発生するため」とその理由を説明し、タンフルは危険な食べ物だと言う。
イ氏によると、糖毒素は高温で糖とタンパク質が結合したもの。糖毒素は体細胞と結合して酵素活性を阻害し、免疫細胞や神経細胞の炎症を引き起こす。 特にコラーゲンと結合しやすいため、肌をくすませ、しわを作る。老化を誘発するわけだ。また、血管壁を硬くし、筋肉や関節の痛みを引き起こす。糖毒素レベルが高いと、様々な癌にかかる可能性がある。血中糖毒素レベルが高い女性は心臓病で死亡する確率が高いという研究、多嚢胞性症候群の女性は糖毒素レベルが高いという研究もある。イさんはこのように糖毒素の危険性を説明し、「糖毒素だらけのタンフルを子供に買ってあげない理由」と語った。